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2006年2月16日 (木)

Only Sixteen

2月12日のベストヒットUSAのリクエストコーナーでかかった Charlie Sexton “Beats So Lonely”

Charlie_sexton_pictures_for_pleasure  デビューした1985年以来20年ぶりに見たので、昔感じていたことを思い出しました。16歳と若いのにオジサン声で、ギターも結構うまくて、渋い路線でやっていけるのではないか、って。

 ドン・ヘンリーも「チャーリー・セクストンは素晴らしい!」と絶賛していて、そちらの方面でも評価や人脈を広げて、前途は有望かに思えたのですが。

 日本では、某大御所音楽評論家の愛弟子の、現在でも活躍中の某DJが駆け出しのころ、彼をやたら気に入り、「チャリ坊」というあだ名をつけ大プッシュしていました。”Beats So Lonely”に続く二枚目のアルバムが出たとき、彼女(これで女性であるとわかってしまう)がラジオCMナレーションを担当し、「もうチャリ坊なんて呼ばないで!」と啖呵をきっていました。「一番そう呼んでいたのはどこの誰だよ!?」と思わず突っ込みを入れたくなりましたが。

 このエピソードが日本での扱いを象徴していたと思います。アメリカでは、デビューの時ほどのインスピレーションとインパクトもなくなり、運もなかったということでしょうか。一発で終わってしまいました。

Chris_brown  そして、先週25日のベストヒットのスター・オヴ・ザ・ウィークのゲストのクリス・ブラウン。“Run It” は全米ナンバー1に。日本でも話題のようです。彼も16歳なんですね。

 インタビューでの「サム・クックに影響を受けた」「曲作りは12の時から始めた」「選曲でマネージャーと対立した」「ビデオは僕自身がアイディアを出して監修した」などなど、ドラゴンボールにはまっている高校生が何を言ってる!?と感じてしまいました。

Kris_kross  彼を見てると Kris Krossを思い出してしまいます。92年に“JUMP” を一発だけヒットさせたヒップホップのティーンエイジャーの二人組。声変わりで消えてしまいました。クリス・ブラウンも微妙に声が幼い。

 昔からティーンエイジャーのアーティストはいっぱいいたのですが、アイドル的に売り出すと23年は持つ、実力派の才能で売り出すと一発かそこらで消える、みたいなパターンがあるような気がします。もちろん例外もたくさんいますが。スティーヴィー・ワンダーみたいに12歳で才能で売り出し、今でも燦然と輝いている、みたいな。

 ハンソンも、ザックが声変わりした後、アダルトなバンドして売り出そうとしたようですが、駄目でした。

 クリス・ブラウンはどうなるでしょう。Sam_cooke_16_most_requested_songs_1

Dr_hook_the_essential  Only Sixteenはドクター・フックの76年のヒット。クリス・ブラウンが嘘か本とか尊敬しているといっていたサム・クックがオリジナル。ニール・セダカ「すてきな16歳」、ジョニー・バーネット、リンゴ・スターの”You’re Sixteen” KISS “Christine Sixteen”とか、16歳は微妙なお年頃、なんですな。

阿南さんが言うように、チャーリー・セクストンは今見ても背伸びしすぎていたのかなあ。まるでデヴィッド・ボウイだったもんね。クリス・ブラウンは本当に普通の16歳なんだよ-小林

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コメント

こんにちは。トラックバックありがとうございました。
16歳っていろいろあるんですね。
Dr.HookのOnly Sixteenは、ほのぼのとした曲調で
なんだかほっとする曲です。

# クリスクロス、うう懐かしい~。

投稿: sugi | 2006年9月 5日 (火) 21時57分

SUGI様(って、杉良!?)コメントありがとうございます。grandstoneさんのところから飛ばせて戴きました。ドクターフックつながりだけだったんですけど、他の部分も呼んでくださってありがとうございます。クリス・クロスみたいな、若いときだけの一発屋がその後どうなるか、興味ありますよねー

投稿: Prof.Harry | 2006年9月11日 (月) 04時38分

Harry先生、はじめまして。
80年代洋楽日記の楊と申します。
先日はTBしていただき、ありがとうございました。
小林克也さんといえば、やはりBEST HIT USA!
80年代洋楽好きにとっては神様のようなお方ですね~。
今でもBS版のタムマシーンのコーナーを楽しみに拝見させていただいております。

懐かしい記事満載で、読ませていただきながら何度も胸がいっぱいになりました。

チャリ坊…懐かしいですね~。
そういえばそんな愛称があったような気もしますが、私の住んでいる岡山では残念ながらあまり普及しませんでした。(うそっす)

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

投稿: 楊竜胆 | 2007年1月13日 (土) 14時38分

何度もすみません。
最初にコメントを送信した際表示されなかったので、てっきり送信出来てないものと思い、再び打ち直して送信してしまいました。
本当にすみません。
御手数ですが、どちらかを削除していただけないでしょうか?
申し訳ありません。

投稿: 楊竜胆 | 2007年1月14日 (日) 01時02分

楊さま、コメントありがとうございました。こちらこそ勝手に繋いでしまって申し訳ありません。こちらこそ宜しくお願い申し上げます。うざいスパムがいっぱい来るので猶予期間を設けていました。それで手間を取らせてしまいこちらこそ申し訳ございませんでした。
去年の3月まで小林克也さんはここ名古屋でラジオのワイドレギュラーを持ってて、それのレビュー係りみたいなことから始まったんですけれど、それが終わっちゃって、今の接点は全国放送のベストヒットだけになっちゃってます。それでその番組のレビューがどうしても多くなり、その中でもタイムマシンは古い人間にとっては嬉しいコーナーですよね.
岡山ですか。名古屋人にとって岡山は聖地でした。なぜかというと星野仙一氏の故郷だからです。名古屋に来てびっくりしたんですけれど、「星野天皇」なんて、来る前は、嘘だろー、って思っていたんですけれど、着てみたら本当でした。星野さんと一緒にとった写真を誇らしげに掲げている店がいかに多いことか。。。阪神に行っちゃってアイデンティティ・クライシスに陥っているようです

投稿: Prof.Harry | 2007年1月14日 (日) 07時05分

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