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2006年8月17日 (木)

S.O.S. (part 2)

ああ、忌まわしい。

ドクター・ボンベイが復活したらしい。

99年ごろ登場し、アッチラ国という誰も知らない国の国王を名乗り、数十人の后、子供がいるという。

しかし、ターバンを巻いていたり、どうみてもインド人を外国から見たステレオタイプイメージの格好をしており、スェーデンを中心に活動し「トラが家族を食っちゃった、SOS」というドーでもいい内容の、シタール(っぽい音)入りのあっパラパーなダンス調の曲をヒットさせた。

CDジャケット帯では、テリー伊藤が「弟子入り志願!」と入っていた。いかにもイロモノである。

日本では、名古屋から火がついたらしい。

克也さんがやっていたZIP HOT 100のテレビスペシャルにも来て、「カルカッタ」という「SOS」と全く同じ曲調の曲を披露し去っていった。

ちなみにこれは99年夏だった。それまでずっと冬の年間チャートと夏の前半期チャートでテレビとのメディアミックススペシャルをやっていたのにこの回で終了となった。その前回が、それまでのチャートと音楽ビデオクリップ中心の構成から一挙に「11pm」復活よろしく、お下劣バラエティと化してしまって、その次が少しまじめに戻ったけど最後にドクター・ボンベイ。これがダメ押しになって消滅してしまったか。まあこの頃から克也さん、急に忙しくなったみたいだけど。

その後、こういうアーティスト(?)にありがちなパターンである「一発屋」で終わって消えてくれるかと高を括っていたが、なんと一年後に復活した。しかし名前を変えていた。今度はドクター・マカドゥーだって。

曲名すら忘れたけど、曲調はやっぱりおんなじ、その時はフラダンスのダンスものだった。

その後、やっと消えてくれたか、あの人は今、の仲間入りをしていたかと思っていたら、この夏、また出てきやがった。

また名前を変えてる。こんどはミスター・カリートだって。ソンブレロを被ったメキシコ人のステレオタイプになってる。

ZIP HOT 100に電話出演した。ドクター・ボンベイと声が同じ。同じスェーデンを中心に活動している。みんな同一人物だとわかっているが、ドクター・ボンベイは友達だ、などととぼけやがって。

こういうのに飛びつくのはまた名古屋が早い。ZIPでは1位獲得。他の地方を調べてみると、二週間前に大阪では上昇中、そのほかの地域では100位以内に入っていなかった。

でも、二週間前、東京に行っていて、下りの新幹線に乗って東京駅を出て有楽町の辺りか。高層ビルの側面一体、巨人と化したカリートのソンブレロ、丸サングラス、にやけた写真がディスプレイしてあった。加速し始めとはいえ新幹線、一瞬のことでとっとと立ち去れてよかった。Lou_vega_a_little_bit_of_mambo_1

とにかくわたしはこのドクター・ボンベイが大嫌いだ。






Rick_dees_spoausal_arrousal

基本的にイロモノ企画音楽は嫌いだ。でも全てが全て嫌いなわけではない。リック・ディーズの「ディスコ・ダック」なんて結構好きだ。ルー・ヴェガ「マンボ・No5」も。

こいつの曲を聞いてるととにかく気が抜ける。

イロモノ企画音楽には、人に音を聞かせるのではなくただ楽しませようという意図があるものがあるが、個人的な受け方かもしれないが、こいつにはそれすら感じられない。一回一回企画を変えてきて変な格好をしてくるところといい、意味不明の言葉を作るところといい、ふざけている、聴いている人を小バカにしているとしか思えないのだ。

一発屋に終わっていない企画力と演出には敬服するが、個人的には勘弁して欲しいものだ。

去年のリアンナちゃんのポン・デ・リプレイみたいに、ある年の夏を代表するヒット曲というのは必ず出てくるものだ。日本に限っては、このカリートにならないことを願うばかり。

二週間前、SOSというタイトルで書こうとしていたのはこういうことでした。

SOSはボンベイの曲でなくても、古くはアバ、最近ではリアンナちゃんのもあるし。

ちなみにこのSOSSave our shipsの略という通説があるようだが、これは後でとって付けられたこじ付けで、もともとはSOSとはモールス信号で、・・_・・、トントンツートントンという最も基本的なパターンになるから、緊急時で焦っているときも打ち易いということで救助要請を表すようになった。110番、119番、911番の由来とむしろ共通している。

(追記:今回はドクター・ボンベイ関係のCDジャケットの掲載は割愛させていただきます。それくらい嫌いなんです)

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