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2008年1月 5日 (土)

Bandstand Boogie!

 あけましておめでとうございます。

 この連載を読んでくださっている奇特な方々には初めての年賀。本年もこんなんですがよろしくお願いいたします。

 克也さんには二度目です。

 なんと今年は、克也さんと同じ場所で新年の瞬間を迎えることができました。

 「ベストヒットUSA年越しROCK時間生スペシャル」に幸運にも参加できたのです。

 こいつああ春から縁起がいいぜ!With_katsuya_smaller_2

 

 大晦日の新幹線はガラガラでした。夜九時に原宿駅に降り立ったら、既に明治神宮に二年参りに向う人たちでごった返していました。

 克也さんにも久しぶりにお会いできたので、2時間前に局入りなさった克也さん、甲斐さんに御挨拶。

 私は実は過去に、外部委託専門家として某公共放送局に一年間ほぼ缶詰状態でドキュメンタリー番組製作の手伝いをした経験があり、その折にも大河ドラマの撮影スタジオとか頻繁に見せてもらったりしていて、そういう番組作りの裏側は結構知っているほうなのですが、音楽番組の生放送の現場は初めてでした。

 克也さんの日記を拝読し、ラジオもそうなのかと思ったのですが、その公共放送にはとにかく多くの人がひとつの番組にかかわっていると思いました。

 それに比べて今回のベストヒットUSAは、公開といっても観衆は100人、ライブ会場をもっと小さくした感じ、こぢんまりとした感じ、現場の人も思ったほど多くなく、何度か参加したことのあるラジオの公開放送の規模をやや大きくした感じでした。

 それでも、いくら生放送でも、本番前にはほとんど出来上がっていなければいけないのはどんな番組製作でも同じこと。それまでに多くの方々が準備に携わっています。

 そして克也さんはオーケストラの指揮者。ミュージック・マスターですね(笑)。オーケストラの指揮者の仕事は、実際にタクトを振る瞬間まで90パーセントは終わっている。その最後の10%の仕上げをするのが本番。

 (いい意味でも悪い意味でも?)克也さんは凄いお方だ、という事実を今更ながら確認できた生放送でした。

 本番までの二時間の間、そのあと六時間流れるビデオを早回しで確認する。スタッフの方が作ったそのビデオ、アーティストに関する情報の細かい台本が用意されていたのですが、本番ではそこからのネタは最小限に抑え、ほとんどご自分の経験話で番組を作ってしまう。スケベなスティーヴィー・ワンダーとか、”Bang a gong”=ズッコンバッコンとか、深夜ならでは、しかし正月であることを考えるとちょっと?な裏話も飛び出す。

Brothers in Arms

 視聴者クイズ、このCGキャラクターが使われているビデオのアーティスト、曲名は?しかし当の克也さんが一瞬、曲名が出てこなかったみたいですね。それでも、「ほら、見ろよ、あのオカマ、MTVでギターなんか弾いちゃって、指に豆作っちゃって、あんなの仕事じゃねえよ、あんなんで大金持ちになれるんだったら俺もギターかドラム習っとくんだったな、俺たちはあのオカマの冷蔵庫とカラーテレビを動かすために汗水たらしてんのによ」と、歌詞の内容でつないで番組を作ってしまう。

アビイ・ロード

 観客に向けてのジャケットクイズの第一問。「アビー・ロード」が逆さまだった。あれは意図してやったのかな?それとも。。。いずれにしろ、何も不自然なことなく番組を進行させてしまう。

グレイテスト・ヒッツ

 九州のアレステッド・ディヴェロプメントと電話でつないで新年の瞬間へのカウントダウン、でも向こう側はわかってなくて勝手に別のことをやっていたみたい、でもそれも生放送らしくていいかも。

 スタジオに来ていた皆さんは私と同年代、やや下がほとんどで、みんな音楽が大好きで,年越しの瞬間にこの場所に居たいと思ってた人たちだったということ、進行への参加の仕方や盛り上がり方でひしひしと伝わってきました。

 あっという間の6時間でした。スタッフの皆さんもそういっていました。来ていた人たちもきっとそう思ったのでは。投稿にあったけど、視聴者の人、来場者のみんな、来年もやってほしい、できたら恒例行事にしてほしい、って思ったんじゃないでしょうか。

 終了後、スタジオはすぐに元に戻されて、兵共が夢の跡。皆さんと軽い打ち上げをして、出たのが朝6時。もう明治神宮はその時間から、賽銭を投げられるのは正午になってしまうという。元旦6時台の下りの新幹線は全席満席、7時の一番最初のやつがかろうじて取れました。その朝、なんと品川-新横浜間で富士山を見ることができ、右に一富士、左に初日の出という、なんか凄い光景を見ることができて、これも得した気分でした。私はたぶん新幹線を利用する回数は並じゃないと思いますが、品川から見たのは初めてで、一番見えやすいはずの新富士-静岡間でも見えるときより見えないときのほうが圧倒的に多い。それがそんな光景を見ることができるなんて。今年はいい年になってほしいな。

 克也さん、甲斐さん、杉田さん、川岸さん、番場さん、井黒さん、本当にありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。

Tryin' to Get the Feeling

 Bandstand Boogie,アメリカの最も代表的で長寿だった視聴者参加番組、アメリカン・バンドスタンド。ディック・クラークが1956年にフィラデルフィアでスタートさせて、ディックのDJでそのときのヒット曲のレコードを書けながら、参加者をステージに上げて踊らせる、ゲストに演奏させて、やはり踊らせる(ほとんど口パクだったらしいから、結局同じことか)。バリー・マニロウがその番組に敬意を表して50年代風の曲調で、「歌の贈り物」のアルバムで発表したのですが、そのすぐ後、そして番組が終了する89年までオープニング、クロージングテーマとして使われました。

 今でも、名場面を集めたThe Best of American Bandstand という番組があるようです。

 最も成功して大金持ちになったDJ、アメリカン・ミュージック・アワードも作ったディック・クラーク。僕のアメリカのミュージシャンでの唯一のメル友(?)グレッグ・キーンはバンドスタンドには一度だけ出演したことがあるそうですが、最近になって、飛行機の中で偶然この二人は居合わせて、グレッグがディックに近寄ったら、ディックのほうから「ジェパディのグレッグ・キーンだろ。バンドスタンドに出てくれた人は一人も忘れない」と握手を差し伸べてきたそうです。

 ベストヒットUSA81年から始まり、89年からいったん中断、それから克也さんの自主制作シンジケート番組時代を経て、現在はBSでの全国放送、と形を変えてきていますが、長寿からいけばもう少し(?)でバンドスタンドの記録に追いつけるかも。がんばってみては?

 次回は恒例、アナミー賞の発表かな?

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